1.景福宮(キョンボックン)観光
韓国3日目です。
今回はホテルの朝食付きプランにしたのでホテルの朝食ビュッフェを頂きました。普通においしいビュッフェでした。韓国のカップラーメンが食べれるコーナーもありましたが塩分が気になり食べませんでした。韓国料理ぽいのがキムチくらいしかなくヤムニョムチキンとかトッポッキとかあれば良かったっけどちょっと残念です。ホテルでの朝食は楽だけどせっかく明洞に泊ったなら朝食無しにして朝から散歩がてら食べ歩くのも良かったかなと思います。
朝食後は30分程度歩いて景福宮を見に行きました。まずは世宗大王の銅像がお迎えしてくれます。世宗大王は李氏朝鮮時代の第4代国王で朝鮮王朝史上屈指の名君として称えられているそうです。世宗大王像の地下には「世宗物語」という博物館があり像の裏手に出入口があります。そのまま進むと景福宮の正門である光化門があります。1394年に建設された後、何度か焼失、再建、移動、復元し2023年に一般公開されたそうです。
光化門を通り景福宮へ入ります。景福宮は韓国ソウルの定番観光スポットですがソウルの中心部にこんなに広大な宮殿があるのに驚きです。風水に基づいて白岳山のふもとに創建された景福宮は、パワースポットだそうです。庭園には紅葉も相まってとても美しいです。景福宮周辺には韓服のレンタルショップがあり、ヘアセットまでしてくれます。韓服を着た男女がたくさんいて韓流ドラマの時代劇の世界のようです。韓服を着てチケット売り場でパスポートを提示すると景福宮に無料で入場できるそうですが今日は何かのイベントで無料で入れました。






景福宮観光したらお昼過ぎになったので昼食は景福宮の近くにある有名な参鶏湯(サムゲタン)専門店「土俗村(トソクチョン)」で参鶏湯を頂きました。最初に高麗人参酒が食前酒として提供されます。サムゲタンは初めて食べましたが薬膳風味で味付けは自分で塩を足して調整します。とてもやさしいお味で鶏肉も柔らかくて体によさそう。ごちそうさま。


2.水原華城観光
景福宮から地下鉄と路線バスを乗り継ぎユネスコ世界遺産になっている水原華城へ行きました。韓国での初めての路線バスで少々不安でしたが問題なく乗れました。日本と同じで降りたいバス停の手前でボタンを押さないといけないですが「NAVERマップ」で現在位置やバス停をわかりやすく案内してくれるので迷わず行けました。乗るときは行きたい系統のバス番号が足元に書いてあるのでそこに並んで待ちます。韓国ではバスが来た際は手を挙げるなどの乗る意思を示さないと止まってくれないそうです。1時間40分程度で水原華城に到着しました。
世界遺産に登録された華城(ファソン)は韓国最大級を誇る王の別邸で歴史ドラマ「イ・サン」の主人公たる第22代王・正祖(チョンジョ)が、政争により悲運の死を遂げた父・思悼世子(サドセジャ)の墓(隆健陵・ユンゴルルン)を保護するために霊を弔うのに風水的に最高の土地であった水原に築城を命じ、2年10ヶ月ほどの工期で完成したそうです。入場料は無料でどこからでも自由に出入りでき、延々と城壁が続いています。歩くと1時間半から2時間程度で一周できるそうですが体力的に一周はあきらめました。かなり日本の城とは趣がことなりますがなかなか壮大な城です。


私も見た韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の撮影もこの華城で行われたそうでチャングムの等身大の人形も置かれていました。記念撮影スポットですね。壮大な世界遺産ですが入場料無料とは韓国は素晴らしいですね。


4.夕食のキンパとトッポッキ
水原華城観光を終えてバス乗り継ぎで明洞まで帰ってきたらすっかり暗くなっていました。一度ホテルに戻って再び夕食を食べに出かけました。ごちそう続きで胃が疲れてきたので今晩は軽めでトッポッキが食べたくなり「キムバンガ」に行きました。キンパとトッポッキを頂きました。2品でキムチもついて9500ウォンと激安です。観光客というより仕事帰りのサラリーマン風のお客さんが多い庶民的な食堂です。トッポッキは本格的な辛さで一口食べるごとに水を飲んでリセットしないと食べれないくらいでしたがこれぞ韓国料理という感じです。


街はすっかりクリスマスぽくなっておりロッテ百貨店もクリスマスツリーがきれいに飾られていました。世界遺産の観光もできて楽しい一日でした。
