大阪・関西万博(9)

9回目の万博に行ってきました。夏休みも終わったので空いてくるかと思いきや9月になってさらに混んできたように思います。今日は7日前抽選で夜に「いのちの未来」が取れたのでそれとドローンショーを目的に夕方の3時頃に入場しました。残念ながら雨で今日もドローンショーは中止でしたが比較的暑さはましでした。

今回見たところ

  1. ペルー館
  2. シグネチャーパビリオン「いのちの未来」

ペルー館
まずはペルー館に入りました。そこそこ並んでましたが30分程度で入れたように思います。ペルーと言えばマチュピチュやナスカの地上絵など有名な世界遺産も多く是非訪れたい国の一つです。ペルーの自然や文化遺産などが迫力ある映像で紹介されます。また民族衣装や民芸品なども色々展示されておりなかなか楽しめました。

テイクアウト
「いのちの未来」の予約が夜の7時からだったので時間つぶしで予約なしで入れる比較的空いてそうなパビリオンをいくつか入りました。まだ入ってないパビリオンも多いのですがなかなかの列になっているところばかりで今回はコモンズや一度訪れたパビリオンばかりを散歩しながら回りました。夕方になりお腹がすいてきたので吉本館の外で売っているクリームパンを頂きました。600円でしたがまあまあおいしかったです。その後ぶらぶらしながらEXPOサンセットビアテラスに行きました。今日はタイ料理でガパオライスとパッタイのセットと酎ハイをテイクアウトしサンセットビアテラスのテーブルで頂きました。3000円近くしましたがかなりのボリュームで十分満腹になりました。味もまあまあおいしかったです。(マレーシアのロティーチャナイの方が好みかな)

いのちの未来

いよいよ楽しみにしていたシグネチャーパビリオン「いのちの未来」に行ってきました。何度か抽選で外れてましたがやっと7日前抽選でとることができました。ロボット工学の第一人者・石黒浩さんがプロデュースするパビリオンでテレビ番組でも使われていたマツコデラックスのアンドロイドをはじめ多数のロボット・アンドロイドが登場します。パビリオン内はイヤホンをして回ります。最初の部屋には土偶やはにわ、からくり人形、アンドロイドなどが並んでおり時代とともにロボットたちも進化していくのを見ることができます。そして別の部屋では電車のようになっており、座席に座ることができます。端にはアンドロイドの少年が座っています。将来、人間社会の中でアンドロイドがとけこみ一緒に生活している時代がくるのでしょうか。そしてマツコアンドロイドなど色々なアンドロイドが生活している世界を見ることができます。そして人間の記憶をアンドロイドに移して生活を続けていく選択をするというような映像を見ていきます。技術の進歩と人類の未来、いのちの在り方について考えさせられる内容です。最後は3体の天使のような姿をしたロボットが光の中で舞っている部屋に入ります。1000年先の人間の姿をイメージしたとのことです。正直、最後はよくわからなかったですが、全体を通してこれからの未来に人類とアンドロイドの共存、いのちの在り方について考えさせる素晴らしい内容のパビリオンでまさに万博にふさわしい内容でした。
人類はこれまで道具を使うことで自然の進化とは違う形で劇的に進化してきました。この進化はダーウィンの進化論よりはるかに早く進んでおり、今後は生成AIの登場で加速度的に進化していくものと思います。これを人類の進化とするならばアンドロイドは人類の究極の進化系なのかも知れませんね。病気もなく、宇宙環境など様々な環境にも耐えられ、パーツを交換すれば永遠に活動できます。アンドロイドも一種の生命体と考え人類と共存する未来が来るのでしょうか? わくわくするようでちょっと怖いですね。ターミネーターやマトリクスのような敵対する未来にならないようにしたいものですね。とにかく今回の万博では一押しのパビリオンでした。

今日は一日中雨の予報でしたが時々傘をさす程度でほぼ曇りで良かったです。残念ながらドローンショーはまたもや中止となり早めに引き上げて帰りましたが帰り際にプロジェクションマッピングのショーを見ることができました。早いもので万博もあと1ケ月ちょっととなり、どんどん混んできたので今後はなかなか午前中の入場も取り難くなってきました。あと何回来れるかなと思いますが最低ドローンショーは見てみたいな。できれば大阪ヘルスケアセンターと住友館が見れれば良いのですが。。

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