大阪・関西万博(11)

10/13ついに大阪・関西万博が閉幕しました。閉幕後になってしまいましたがその前に11回目の万博に行ってきました。2ケ月前に東ゲート9時の入場予約をしており、2ケ月前抽選は落選でしたが7日前抽選で「EARTH MART」の予約が取れたので少し早めに7時半頃東ゲートに到着しました。私にとってはこれが最後の大阪・関西万博となります。駅を降りるとすでに長蛇の列でしたがゲート前で第二集団に入れましたので9時過ぎには入場できました。

今回見たところ

  1. ブラジル館
  2. シグネチャーパビリオン いのちの遊び場クラゲ館
  3. EARTH MART
  4. ベトナム館
  5. ポーランド館

ブラジル館
EARTH MARTが10:10の予約で1時間程度あったのでまずはブラジル館に入りました。朝一なのでほとんど並ばずに入れました。館内には白いビニール袋のようなものでできたオブジェが天井から吊り下げられており、床からも白いビニール袋で作られた木のようなオブジェがあり森をイメージしたアート空間になっています。カラフルにライトアップされていて幻想的な空間になっています。ブラジルを紹介する映像エリアもありアートな作品も多数展示されており芸術性の高いパビリオンでした。最後にポンチョをもらっている人もいましたが全員が貰えるわけではないようで私たちはもらえませんでした。

いのちの遊び場クラゲ館
まだ少し時間があったので待ち時間なしのクラゲ館に入りました。色々な楽器がおいてあり適当にたたきながら遊んできました。映像と音で遊べる子供が楽しめそうなパビリオンですね。

EARTH MART

是非行きたいと思ってたEARTH MARTが7日前抽選で予約できたので行ってきました。「食を通じていのちを考える」がテーマのパビリオンで、まずは映像で松潤が出てきてご飯を食べるシーンが流れます。人が一生で食べる卵の量の目玉焼きが置かれていたり、人間が生きていく上で色々な生物の多くの命を頂いているかが数字化されています。我々人類の命は多くの動物たちの命の上に成り立っていることが改めて認識させられます。次のエリアではコメを粉末状にして再成型して色々な味のコメを作ったものが展示されています。お米を食べるだけで色々な栄養が取れる時代がくるのでしょうか? ちょっと味気ないですが技術としては面白いですね。その他進化する冷凍食が多数展示されています。最後にグリコのお米味のキャラメルを頂きました。たしかにお米味でおいしかったです。また25年後に梅干しが一粒貰える「万博漬け引換券」をもらいました。展示されている樽の中で熟成されているものが頂けるようです。25年後に生きているか怪しいですが楽しみにしておきます。
色々食と命について考えさせられるパビリオンでした。すべての動物は他の生物を食すことで生きており人類はこの食物連鎖の頂点にいるわけで人類が誕生し道具を使いだした時から基本的には変わっていません。今後地球温暖化が進み食糧難となれば食料の奪い合いで戦争になるというような負の連鎖にならないように食に関する技術の進化を加速して欲しいですね。技術の進化で人類が他の動物たちの生命に頼らず食物を自由に作れるようになり食物連鎖から独立した存在となれば奪い合う必要もなくなり戦争もなくなくなるかも知れませんね。万博梅干しが食べられる頃にはそんな新しい世界になっているのではと楽しみに待ってます。

昼食

最後なので多少並んでもスイス館のレストランでも入りたかったのですが満員で並べない状態でした。これまでテイクアウトばかりでパビリオンのレストランには残念ながら行けませんでしたが今日も無理そうで結局いつでも食べれる大阪名物のだるまの串カツを酎ハイと一緒に頂くことにしました。めっちゃおいしかった。。やはり日本食が一番ですね。

ベトナム館

ベトナム館は一度行ったのですが前回は水上人形劇を見損ねたので今度は水上人形劇目当てで並んで入りました。ショーの時間が決まっており前回のショーを終わるころに並ばないと次のショーに入れない(並ばしてくれない)くらい並んでいました。かなり早くから並んだので結構前に座れたのですが地べたに座らなくてはならなくて水面が良く見えなかったです。スマホを上に持ち上げて何とか水面を撮影できましたが、目ではよく見えない状態でしたが水上人形劇の後もミニコンサートなどもあり結構見応えあり楽しめました。できれば後ろの方から立って見る方が良かったです。

ポーランド館

当日予約でポーランド館が取れたので行ってきました。会場内のタッチパネルでさまざまな質問に順に答えていくとAIがその人だけの植物を生成してくれてスクリーンに映しだしてくれます。最後に皆の作った植物が一斉に映し出されます。なかなかしゃれた演出のパビリオンです。AIが作成した美しい風景映像の横長スクリーンもあります。館内は何か良い香りがして癒しのパビリオンでした。

最後に

2ケ月前抽選や7日前抽選で何度も落選して結局行けなかった「住友館」「null2」ですが外観だけでも撮っておきます。是非行きたかったけど。。何度も当たった人がいるみたいで当たってない人が優先的に当選するようなしくみにして欲しかったですね。

大屋根リングは世界最大の木造建築だそうでギネス認定書が飾ってありました。何とか全部残して欲しいですが維持費がとてつもなく高いそうで全部は無理そうですね。最後に大屋根リングからの夕日です。本当きれいです。

最初は気持ち悪がられたミャクミャクですがすっかり人気者になりました。ずっと見ているとかわいいですね。また会えるといいね。今回の万博のMVPです。

大屋根リングからの全体像です。この中に158の国と地域が参加したパビリオンがあります。戦争中の国もありますが皆さん楽しそうに自国アピールされていました。皆が自国の誇りを持って他国を尊重し楽しいイベントを成功させました。なんと素晴らしいことでしょう。この狭い空間に世界の縮図があり、まさに「One World, One Planet」ですね。

今回の万博にすっかりはまってしまい11回も行きました。4月の開幕当初から頑張っていけばコンプリートできたのにと思うとちょっと残念です。。命の在り方、循環社会など色々と考えさせられるすばらしい内容でした。素晴らしいイベントどうもありがとうございました。しばらくは万博ロスになりそうです。次回、リヤド万博はさらにスケールの大きな万博のようで行ったみたいですが、遠いけど。。

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