5回目の万博に行ってきました。万博の通期パスが3万円で平日券が6000円なので今回で一応、通期パスの元が取れました。今回も9時の東ゲート入場が取れたので7時過ぎ頃にはゲートに到着し入場待ちしました。今回は結構早い時間に着いたので9時少し前に入場できました。7日前予約でPASONA NATUREVERSEが予約でき、また朝一の当日予約でポーランドのショパンコンサートが取れました。いずれも午後からの予約なので午前はなるべく並ばずに入れそうな海外パビリオンをいくつか回りました。9時台は結構空いててほとんど並ばず見れるので9時入場の時は朝早く行ってゲート前で待つのが良いですね(ゲート前で2時間近く待つので折り畳み椅子は必需品です)。今日も朝早かったの寝不足で夕方に帰宅しました。
●今回見たところ
- カナダ館
- スイス館
- オーストリア館
- トルクメニスタン館
- バーレーン館
- ネパール館
- ドイツ館
- PASONA NATUREVERSE
- しずけさの森
- ポーランド館 ショパンコンサート
カナダ館
朝一だったのでほとんど並ばずに入れました。ここも人気パビリオンですが朝一はすいていました。入り口でタブレットを渡されます。それを持って白い氷河の部屋に入ります。氷河にタブレットを向けると川や山などのカナダの自然風景や都市などの映像がタブレットに映し出されます。CGのようなちょっと不思議な映像です。それぞれの氷河ごとに現れる映像が異なり、独特の演出でした。巨大なスクリーンに映し出すのに比べると没入感はありませんがゲーム感覚で楽しめました。館内ではタブレットを持っているので写真とりにくく外観写真だけです。

スイス館
次にスイス館に入りました。ここもまだ朝の空いている時間帯なので10分程度で入れました。外観は白い球体の集まった独特の構造になっています。一番上がハイジカフェです。ここはパビリオンとは別で朝でもたくさんの方が並んでいました。館内に入ると壁一面にはスイスの風景などをイメージした切り絵のような影絵アートが並んでいます。大きくてなかなか圧巻です。フェイク画像でハイジ風に変身できるコーナーもありハイジの世界感を楽しめます。今回はカフェは行きませんでしたが機会があればぜひ行ってみたいです。



オーストリア館
楽譜をモチーフにしたユニークなデザインの建物です。自動演奏機能があるピアノが置いてあり、映像とともに演奏が楽しめます。展示コーナーもありオーストリアの経済、サイエンスなど紹介されています。カフェでザッハトルテなどオーストリアのスイーツも食べれます。


トルクメニスタン館
トルクメニスタンという国の名前を聞いたことがあるくらいでどんな国か全く知らなかったのですが空いていたので入りました。中に入るといきなり大統領の肖像画が迎えてくれます。万博のナショナルデー行事の一環で大統領も来日されたそうです。館内には映像、民族衣装など見所満載で豪華さを感じます。展示のクライマックスは360度の没入型シアターで圧倒されます。教育の展示では日本語教材も置いてあり、日本語を学んでいる方もいるようで中央アジアの「謎の国」と言われていますがなんだか親近感を感じました。


バーレーン館
バーレーンの伝統的なアラビア交易船をモチーフにしたパビリオンです。バーレーンも中東にあること以外はどんな国なのかほとんど知識がなかったですがパビリオンは海がテーマで展示も貿易、海にまるわるものが多いです。館内に入ると両側の壁面に模様が投影されていて中央の木製の階段を登っています。船の展示や色々な香りを体験できます。バーレーンは昔から真珠が特産だったようで展示されています。派手さは無いが落ちついた美術館のような雰囲気のパビリオンでした。


ネパール館
工事費未払い問題で最後まで会館が遅れていたネパール館ですがやっと7月19日に開館したのでさっそく行ってみました。レンガタイルのおしゃれな家のようなパビリオンです。イートインスペースがあり色々なネパール料理やかき氷などが食べられます。館内はネパールの工芸品である織物や金属細工、彫刻などが展示されています。ヒマラヤの大自然を感じるVR体験もできるようでした。


ドイツ館
ランチ前の最後に「わ!ドイツ」のドイツ館を訪れました。そこそこ並んでましたが20分程度で入れました。パビリオンの手前にステージがありドイツ人のおじさんが観客と元気よくドイツ体操をしていました。入り口でかわいいマスコット・サーキュラーを渡されます。サーキュラーには音声ガイド機能があり各展示のポイントにサーキュラーをタッチすると音声の説明が流れます。サーキュラーを耳にあてると説明が聞けます。ドイツは国を挙げて環境問題に取り組んでいるSDGs先進国ですが持続可能な循環経済の紹介がたくさん展示されています。とても興味深い内容ですが全部見ていると相当時間かかりそうなので飛ばしながら見ていきました。屋上にも綺麗な庭があり色とりどりのお花が咲いており真夏でなければゆっくりしたいところです。ドイツらしい内容の濃いパビリオンでした。


ランチビュッフェ
今回はまだ見ていない海外パビリオンを中心に回りました。昼頃にはさすがに暑くてどこか涼しいところでゆっくり食事ができるところにしようと思い、予約なしでも入れるランチビュッフェ(ラウンジ&ダイニング)に行きました。大人8,800円と高級ホテルのビュッフェ並みのお値段ですが内容もそれなりに充実しており万博レストランとしてはリーズナブルかなと思います。予約なしで行きましたが数人並んでいただけで順番に案内されすぐに入れました。予約すれば窓際の眺めの良い席を用意してくれたのかも知れませんが料理に近い席にしてもらいました。ローストビーフや渡り蟹などの高級食材もあり、またスイーツコーナーにはマカロンもあって大満足でした。80分間ですが時間いっぱい涼しいところで休ませていただきお腹も一杯になりました~ごちそうさまです。


PASONA NATUREVERSE
ランチ後は7日前予約でとれた「PASONA NATUREVERSE」を見てきました。アンモナイトをモチーフにしたデザインのパビリオンで先端にはアトムが乗っています。館内は3つのゾーンに分かれています。まずは「いのちの歴史ゾーン」で世界最大級の巨大なアンモライトなどが展示されています。オパールのように虹色に輝いていてとてもきれいです。アンモナイトの化石が地中の鉱物や圧力によって変質したものでカナダの特定の地域でしかとれない希少価値の高い宝石だそうです。
続いて「からだゾーン」に入ります。有名なips細胞で作られた心臓が展示されています。液体の中で心筋シートが動いているのが感動的です。未来の治療器や未来のベッドなども展示されています。
「こころ・きずなゾーン」では巨大なボックスに映像が映し出され、天井にも映像が映し出されて映像ショーが始まります。
近未来の可能性を最も感じさせてくれるすばらしい内容のパビリオンで一見の価値ありです。



ポーランド館 ショパンコンサート
最後に当日予約でとれたポーランド館のショパンコンサートに行きました。
ポーランド館とは別で予約が必要で、ポーランド館には入らずにコンサート会場に案内されます。50席くらいの椅子があり一番前の席に座れましたが中央の席だったのでピアニストさんの指使いは見れませんでした。左側に座ったら良かったです。ポーランド人の女性のプロピアニストさんがショパンの楽曲を30分程度演奏していただけました。寝不足だったのショパンの調べの心地良さでうとうとしながら聞いていました。プロのピアノの生演奏をこんな近くの席で聞くことができて最高に得した気分です。

今日はかなり気合入れて早起きして来たおかげで当日予約も良いのがとれて大満足でした。寝不足と暑さでさすがにへとへとになったので17時のピアノコンサートを見た後早々に退場しました。帰路でまた難波でビールを飲みながらお寿司を頂き帰宅しました。