2.姫路城
6月の梅雨入り前のまだ涼しい時期に姫路城へ行ってきました。やや曇り空でしたが雨はなく爽やかな風が吹いていて気持ち良い日でした。
国宝姫路城は現存する日本の木造城郭建築の最高傑作とされており1993年に奈良の法隆寺とともに日本で初めての世界文化遺産に登録されました。羽柴秀吉が毛利攻略の拠点として3層の天守閣を建設、関ヶ原の戦い後に城主となった池田輝政が姫路城の象徴である外観5層の大天守を中心とする天守群を築き、つづく本田忠政の時代に長男の忠刻とその妻千姫が住居とした西の丸が整備されました。白く美しい外観が羽を広げた白鷺の姿に似ていることから別名「白鷺城」と呼ばれています。2009年から2015年にかけて行われた平成の大修理の直後はとても白くて美しい姿でした。それから10年でやや白さは薄れていますが今でもさすが世界遺産と言うに相応しい優美な姿を見せてくれます。外観だけなら無料で見れますがせっかくなので城の中も有料で入りました。西の丸も含めてさっと見ても2時間近くかかりました。階段が狭くて急なのでお年寄りにはきついですがまだ60代の私は大丈夫でした。足腰がしっかりしているうちに見学した方が良いです。城の窓からは姫路の町が見渡せます。有料の音声ガイドもあるようですが専用のアプリを入れておくとARコンテンツを楽しみながら見学できるようです。残念ながら途中で気が付いてのですが今回は利用しませんでした。
姫路城の入園料は今回は1000円でしたが2026年3月から市民以外は1000円から2500円に大幅に値上がりするそうなので早めに行っておいて良かったです。




姫路城の隣に姫路城西御屋敷跡の日本庭園「好古園」があります。好古園の入園料は310円でしたが姫路城とセットで入れるお得な共通券があったのでセットで購入し入園しました。姫路城の横にこんな素晴らしい庭園があることは知らなかったのですが、中には11のゾーンに分かれた庭があり滝や錦鯉など見応えあります。また庭園を見ながら食事ができるレストランもあります。姫路城抜きでも十分訪れる価値ある場所だと思います。もみじもたくさんあり今度は紅葉の時期にランチしに来たいと思います。



~2025/6/1 姫路城にて